第1回 番組タイトルの由来と自己紹介
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日本を元気にするラジオ番組「0から1を生む力」ホームページ(こちらでも視聴できます)
前田
「今日は第1回なので、自己紹介をしたいと思います。名前は前田出。出ると書いていずると読みます。私が生まれたとき、難産だったので、親父が『早く出てくるように』と名付けたそうです。1954年和歌山県生まれです。東京と和歌山を行ったり来たりする生活を18年間続けています。
今日は一人では心細いので、パートナーを呼んでいます。ご紹介しましょう。」
小川
「こんにちは、小川晶子です。前田さんとは一緒にお仕事をさせていただいています。私は今、ライター、コピーライターをしています。子供の頃から文章を書くのが好きで、文章で人の役に立ちたいと思い、フリーランスで仕事を始めました。つい最近、株式会社化しました。よろしくお願いします。」
前田
「よろしくお願いします。」
小川
「さて、今日からスタートしたこのコーナーですが、『0から1を生む力』というのはどういう意味があるのでしょうか?」
前田
「無から有をつくるということです。少し前から『レバレッジ』という言葉が流行っていますよね。これは、テコの原理で1を100にするというような金融工学の用語です。この手法を使って、大儲けした人も大損した人もいるでしょう。これからの時代は、1を100にするというより、0から1を生む力が求められると思うのです。」
小川
「なるほど。」
前田
「私は、『新・家元制度』という仕組みを使った協会を200作りたいと思っています。新しい人材育成のかたちです。先生を育成し、先生方が日本の新しい文化をつくっていく・・・。そういうことができたら素晴らしいと思います。」
小川
「その『新・家元制度』は、たとえばどんな方がいらっしゃいますか?」
前田
「育児のために会社を辞めて、育児セラピスト協会をつくった男性。自分の子供が発達障害だったので、役所や学校と交渉をするうちにネットワークやノウハウができ、それを活かして発達障害の子を持つお母さんを応援する協会を作った女性。60歳になってから、100歳までカッコよくハイヒールを履いて歩きたいと、ウォーキングの協会を作った女性。」
小川
「素敵ですね。そういう人たちが増えると、日本も元気になっていきますよね。」
前田
「平成の松下幸之助、本田宗一郎をつくりたいと思っています。昭和の頃は、モノづくりでした。今は、人を育て、付加価値のあるモノを提供する時代です。」
小川
「私が初めて前田さんとお会いしたのは、ある業界新聞のインタビュー記事で、ライターとして伺ったときでした。そこで、『新・家元制度』のお話を聞いて、まず先生を養成する、ということに驚きました。生徒ではなく、先生をつくるのですよね。」
前田
「そうなんです。先生をつくるビジネスモデルというのは、今までありませんでした。これまでカルチャー教室では、習う、お友達を見つけるということしかなかった。一部の人にしか広まらなかったんです。私たちがやっている『新・家元制度』では、ビーズの先生が1万5千人、楽習フォーラムとしては3万1千人もの先生が誕生しています。
これだけの先生がデビューできるようにするためには、きちんとしたカリキュラムや教科書が必要です。先生として教えられるようにしてあげる、ということです。」
小川
「先生がすでに3万1千人もいるのですね。」
前田
「その先生のうち、約2割が自分で教室を持って、各地で教えています。この9年間で、5,000から6,000の教室ができました。」
小川
「先生になるとどんないいことがあるのでしょうか。」
前田
「まず、先生のほかに、デザイナーとアーティストがいます。自分で作ったものを販売するようになればデザイナーですし、芸術にまで高められれば、アーティストになります。みんな好きを仕事にしています。
これには6つの報酬があります。
1つめは、お金を得ること。
2つ目はポジションを得ること。たとえば、一般的に『小川さんの奥さん』とか、『○○ちゃんのお母さん』と呼ばれることは多いですよね。それが、『小川先生』になる。さらにポジションが固まってくると、いつのまにか地域では旦那さんのほうが『小川先生の旦那さん』と言われるようになってきます。
3つ目はやりがい。ありがとうと言ってもらえるのは、すごく嬉しいですよね。
4つ目はスキルアップ。もっと学びたい、もっと教えてあげたい、という気持ちになります。
5つ目は仲間。そして、最後の報酬が僕は最も大きいと思うのですが、人間性です。同じスキルを教えるのにも、100人200人と生徒を集めるには、人間的魅力が必要なんですね。人間性がアップするのです。」
小川
「なるほど、確かにそうですね。前田さんの会社に伺うと、たくさんの先生が来ていますが、みなさん楽しそうです。今、先生は31,000名ですが、これから10万名に増やすのですか?」
前田
「そうですね、その仕組みについてはまた来週お話ししましょう。」
小川
「はい、よろしくお願いします。」