第29回 牧野谷輝さん 大阪ミドウスジ大学が目指すもの
番組タイトル:日本を元気にするラジオ番組「0から1を生む力」
パーソナリティ:前田出
放送:TOKYO エフエム東京傘下のMusic Birdより全国コミュニティFM48局ネット 毎週日曜日 5:00-6:00 パワーアップモーニング内で放送
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日本を元気にするラジオ番組「0から1を生む力」ホームページ(こちらでも視聴できます)
前田
「今週は、大阪ミドウスジ大学学長の牧野谷輝さんをゲストに迎えています。
こんにちは。」
牧野谷さん
「こんにちは。」
前田
「大阪ミドウスジ大学とは、どういうものですか?」
牧野谷さん
「大阪ミドウスジ大学は、正規の4年制の大学ではありません。勉強会の名称です。毎月、様々なビジネス書の著者をお招きして、サラリーマンから起業していくにあたって、役立つ情報を学んでもらう場となっています。」
前田
「ミドウスジ大学でどんなことをしたいと思っているのですか?」
牧野谷さん
「通っている方は、サラリーマンが大半です。将来的に起業したい、自分のビジネスを興したいという方が学びに来ています。」
前田
「企業家育成ですね。
企業家を育てるためには、実際に起業している人や、著名なビジネス書の著者の話を直接聞くのが1番いい。そう考えて、大阪ミドウスジ大学が始まったんですね。」
牧野谷さん
「私自身、2009年1月に独立をしました。すでに起業している方の話を聞いたり、一流の情報を聞いたり、同じセミナーに参加している仲間と接することが、起業の後押しとなりました。
学んだことを稼ぐ力に変えていき、仲間とふれあうことで、一緒に成長していけるコミュニティを作っています。」
前田
「独立してから、1年半ほどですか?」
牧野谷さん
「1年と9か月です。」
前田
「セミナーを何回しましたか?」
牧野谷さん
「東京からお招きしている講師だけでも、20数回。すべて合わせると、50回以上ですね。約2000人の方々にご参加いただきました。」
前田
「参加者は、関西の人がほとんどですか?」
牧野谷さん
「そうですね。大阪、京都、兵庫の方がほとんどです。」
前田
「男女比は?」
牧野谷さん
「大体7対3で、男性の方が多いです。」
前田
「のめり込んで、一生懸命にやって、起業プランまで作れるのは、女性の方が高い能力を持っていると感じています。
ミドウスジ大学ではどうですか?」
牧野谷さん
「起業されている方を見ていて、女性の方が力強く勢いよく起業されているなと感じます。
セミナーに来る方は、じっくりと学んだ後に起業しようというのがあって、ワンテンポ遅いというのはあると思いますね。」
前田
「実際に行動を起こして、自分が主宰者になって何かをやろうという方はまだ出てきていませんか?」
牧野谷さん
「大阪でファーストクラスという勉強会をしている竹内慎也さんは、もともとはうちのスタッフです。数か月通ってから、自分でも勉強会を始めました。そこでも年間1000名以上を動員しています。彼自身も営業のセミナー講師をされています。順調にいき、数か月前に独立をしました。」
前田
「起業したい人の後押しをするために、ミドウスジ大学というかたちで勉強会を始めた。どういう思いから始めたのですか?」
牧野谷さん
「少し話が長くなるかもしれません。
大学生の頃から、いつか自分のビジネスを持ちたいという漠然とした思いがありました。私は今34歳。卒業したのは、1999年です。その頃は、就職氷河期で就職がない時代でした。卒業後、何とか就職できたのですが、その会社はいわゆるブラック会社。営業のきつい会社でした。そこで経験を積み、転職を繰り返し、一時、引きこもりのような状態になってしまったときがありました。2ちゃんねるへ書き込みをしたり、ネットゲームにはまったりして、家の中から出られなくなったときもありました。明るい未来を自分で描けなくなってしまっていて、最終的に自殺未遂をしてしまいました。
そこからは、世の中を悲観してばかりいてもしょうがないと思うようになり、一念発起して会社員に復帰しました。昔持っていた起業したいという夢を叶えようと、昨年起業するに至りました。
私自身、世の中を悲観していたところから、自分自身の力で未来を切り開いていくスイッチを入れることができました。いろんな夢の選択肢はあると思いますが、ひとつのかたちとして、起業や自分のビジネスを持つということがある。将来の自分の夢や目標を設定することで、人生が変わる人もいると思います。そういう人を増やしたいと思っています。」
前田
「それは、大阪の人たちに対してのメッセージですか?」
牧野谷さん
「今はまだ大阪の地域で地盤を固めているところですが、メッセージとしては、日本全国の同じような立場の人に発信してきたいと思っています。」
前田
「博多大学や札幌大学など、いろいろと作っていきたいと思っているんですね。」
牧野谷さん
「そうですね。起業家育成ということに関しては、全国問わず展開していきたいと思っています。
まずは、5年以内に本当の4年制大学を設立するということを目標にしています。」
前田
「キーワードは、日本を元気にするための起業家育成。もうひとつは、起業して、人生をおもしろくしようということですか。」
牧野谷さん
「起業は絶対ではなくて、ひとつの選択肢。就職できなくても、起業という方法があるということです。
経営者をたくさん見てきて感じたのは、会社員としては無理だろうというような方もたくさんいらっしゃったことです。ドロップアウトして、各界で成功されている方もたくさんいらっしゃいます。そういう意味でも、会社員だけでなくて、起業家という選択肢もある。」
前田
「私も、勤めたことがありません。もしサラリーマンになっていたら、相手にされなかったかもしれませんね。
約2000人集まったということは、その中での仲間作りもできていますよね。」
牧野谷さん
「はい。できています。」
前田
「ミドウスジ大学を続けていき、大きな大学にするのが目標ですか?」
牧野谷さん
「最終的には、生涯学習に関わっていければと思っています。一貫性のある教育が必要だと考えているからです。大学はあくまでも入り口で、最終的には、幼児教育から社会人学習まで広げていければと思っています。」
前田
「ミドウスジ大学以外では何をしているのですか?」
牧野谷さん
「厚生労働省の関連の団体の中央職業能力協会から認定を受けて、半年間の就職支援対策の講座を大阪の肥後橋でしています。来月からは本町、再来月からは天満橋、その次は心斎橋で開講していきます。4校のスクール運営に関わっています。」
前田
「その講座は学生向けではなく、一般の人向けですか?」
牧野谷さん
「就職したいという人向けで、事務員を育成する講座です。
起業家を育成することで、雇用を創出するというのは、ひとつの社会貢献だと思います。一方で、起業する側でなく、雇用される側で安定的な立場の会社員として生きていきたいという人のため支援も必要です。
雇用を創出する側、雇用される側、両面からの支援です。」
前田
「私は和歌山と東京の2か所で暮らしています。東京にいると、楽しいことがたくさんあるのに、和歌山に帰ると、火が消えたようになってしまう。関西がもっと盛り上がっていったらいいと思います。大阪を盛り上げて、大阪の企業人たちが牧野谷を目指せというくらいになってもらいたいと思います。
これからもがんばってください。」
牧野谷さん
「ありがとうございます。」