第3回 高原真由美さん ライフオーガナイザーを職業として確立するために


番組タイトル:日本を元気にするラジオ番組「0から1を生む力」
パーソナリティ:前田出
放送:TOKYO エフエム東京傘下のMusic Birdより全国コミュニティFM48局ネット 毎週日曜日 5:00-6:00 パワーアップモーニング内で放送

音声は次のリンクからお聞きください。

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日本を元気にするラジオ番組「0から1を生む力」ホームページ(こちらでも視聴できます)

前田
「今週は、自ら協会を作り新しい人生を歩み出した高原真由美さんをゲストに迎えてお届けします。高原さんは、一般社団法人日本オーガナイザー協会理事長をされている方です。よろしくお願いします。」

高原さん
「こんにちは。高原真由美です。」

前田
「ライフオーガナイザー、まだ聞きなれない言葉ですね。この言葉の意味と自己紹介を兼ねておねがいします。」

高原さん
「ライフオーガナイザーという職業は、アメリカでは一般的な職業になっています。簡単に言うと、整理や片付けのプロですね。
私自身、17年間百貨店でインテリアコーディネーターの仕事をしていました。その中で、片付けや整理に悩む方が本当に多いということに気付いたんです。
実は、私も整理や片付けが苦手なんですよ。いくら収納の本を読んでもうまく片付けることができない。そういうこともあって、何かよい方法はないか、サポートしてくれるプロはいないのかと、調査・研究していく中で、アメリカにそういう職業があるということが分かりました。ぜひ日本にも広めたいと強く思い、昨年、会社を退職し、オーガナイザーの協会を設立して今に至ります。」

前田
「アメリカでは、ライフオーガナイザーは一般的な職業となっているのですね。具体的には、どのようなことをしているのですか。」

高原さん
「住宅で部屋の片付けをするという仕事もありますし、オフィスのファイリングのお仕事もあります。最近では、コンピューターの中のデータ管理や、メールボックスの整理をサポートする仕事もあります。専門も細分化されていて、幅広く認知されるようになっていますね。」

前田
「日本でも、ここ2・3年で整理や収納について、よくテレビでも取り上げられるようになり、話題になっていますよね。ライフオーガナイザーの仕事と一般的にいう整理や収納との違いというのは、簡単に言うと、どういう点にあるのでしょうか。」

高原さん
「一番の大きな違いは、単に部屋を片付けてきれいにするということではなくて、その前に、頭の中や心の中の整理をするということですね。頭のなかの整理の後で、空間の整理をしていきます。」

前田
「頭の中の整理をしていくとは、具体的にどういうことですか。」

高原さん
「片付けが苦手な人っていうのは、物を捨てられない人です。必要なのか不必要なのかが分からなくて、家にあるものはすべて必要なものだと思っているんですよね。
必要、不必要を分けるためには、今の自分には何が大切なのか、何に対して価値を感じているのかということをはっきりさせないといけません。それができないから、どんどん物が増えていって、収納術に頼ろうとする。しかし、収納スペースにも限界がある。
そこで、やはり価値観を明確にするということが大切になってくるんですよね。」

前田
「協会では、ライフオーガナイザーの考えに基づいて家の中の整理や片付けをサポートしていく先生を作っていくということですか。」

高原さん
「そうですね。ライフオーガナイザーという職業を確立していくことが、整理や片付けで悩んでいる人を救い、快適に生活できる環境を作るお手伝いにつながっていくと考えています。」

前田
「ライフオーガナイザーの先生になって、変わったという人はいますか。」

高原さん
「私のように、片付けや整理が苦手だった人が手法を学んでいき、プロとして仕事をしていきたいという人もいます。
もともと得意な人が、その道を極めていきたいという人もいますよ。片付けが得意な人は、自分にとって、必要か不必要かという価値観ができあがっているので、仕分けることや、捨てることにあまり苦痛を感じない。そういう人が価値観は人によって違うということを学んでいき、夫婦関係、親子関係が変わったというオーガナイザーもいます。」

前田
「協会を設立して約1年ということですが、受講生はどのくらいいるのですか。」

高原さん
「すべての講座を含めますと、約120名です。」

前田
「先生になった人は1年間で何人くらいですか。」

高原さん
「今の時点で先生になった人は、33名です。今、先生になるための講座を受講している人を合わせると、43名です。」

前田
「その方たちが活動を始めて、日本にライフオーガナイザーを広めていくということなんですね。その先の目標はありますか。」

高原さん
「前回の放送で、前田さんがインテリアコーディネーターの資格を持っていらっしゃるということでしたね。そのインテリアコーディネーターも20数年前は認知度が低くかった。インテリアコーディネーターという職業が確立されて、その仕事をする人が増えるにつれて、お客様にも認知されていきましたよね。そのことが、お客様の住環境の改善につながっていったと思います。
それと同じように、ライフオーガナイザーという職業の確立を目標にしています。そう簡単にいかないとは思いますが、5年後10年後に、ライフオーガナイザーが職業として認知されるというところを目指していきたい。
アメリカには約4000人のプロのライフオーガナイザーがいるんですよ。それを日本の人口に置き換えると、1600人くらいのプロが活躍する社会が予想できます。整理や片付けで悩んでいる人を助けることにもつながると思っています。整理ができないことで、人間関係が悪くなっている人をサポートできるようにしていきたいですね。」

前田
「ライフオーガナイザーの先生になった人は、教えるということ以外にも、何か活動をするのですか。」

高原さん
「先生を育てることも重要視してやっているのですが、実際にお客様のところに伺って、片付けや整理のサポートをするプロを増やしていきたいと思っています。」

前田
「プロを派遣するという会社を、協会とはまた別にこれから作っていきたいということなんですね。」

高原さん
「そうですね。日本の住宅の造り自体を根本的に変える必要があると考えています。そのための活動を始めていきたいと思っています。でも、まだまだ考えている途中の段階ですね。」

前田
「なるほど。ただの整理術ではなく、価値観や考え方を見直すことによって、仕分けする方法を学ぶ。自分の人生とか生き方も、その考え方を身に着けることによって、整理がつく。そういう人作りをしていきたいということですね。」

高原さん
「さすがですね。すごく整理されて、コンパクトにわかりやすく説明していただきました。ありがとうございます。前田さんは、整理が得意ということで、さすがお得意な分野ですね。」

前田
「来週も引き続き高原さんをゲストにお迎えして、協会を作っていく上での苦労や楽しさについてお話していただきます。ありがとうございました。」

高原さん
「ありがとうございました。」

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